『相談内容』

 おぐちこどもクリニックの併設する形で、心理士の個人面接の場として2020年8月より開所しました。

 当オフィスでは、乳幼児のお子様の発育相談・発育支援から、学童期および思春期・青年期の方の面接、学習支援、

 成人の方の面接まで、ご相談をお受けしております。

 主な相談内容は、下記になります。


  【発達相談・生育支援・学習支援・学校等での問題に対する相談】

  *<お子様の発育相談、発達評価および発達支援>

  *<落ち着かない>、<不器用>、<コミュニケーションが苦手>など、<発達の偏り>に関する相談と支援

       *<注意・集中の苦手さ>、<学習の困難さ>がある子のための認知機能トレーニング

  *<学習障害>、<ギフテッド>がある子のためのご相談、検査および学習支援

  *<対人関係>、<不登校>、<いじめに関すること>など学校等での問題

  *神経発達症を持つこどもの家族向けCSTテキストを土台にした、お子様への関わりのご相談(個別・グループ)


  【精神症状および心理的課題に関する相談】

  *<心身症>、<吃音>、<チック>、<パニック>、

   <強迫>、<不安>、<抑うつ>などの諸症状に対するご相談と支援

  *急性および持続的なストレスによる<心的トラウマ>、<心理的課題>に対するご相談と支援 

  *<自己を探究したい・深めたい>、<将来や仕事について考えたい>など、ご自身に関するご相談

  *<心のメンテナンス>、<メンタルヘルスケア>等、心理的なリフレッシュの場として


 子どもから大人の方、ご家族の方のニーズに合わせた関わりを、

 各人各家族がそれぞれの人生を創造してゆけますよう、心理師としてご一緒に考えていきます。

    ※ 相談においては個人の秘密は厳守されますのでご安心下さい。

  ※ 当オフィスは、医療機関ではありませんので、医療機関の受診が必要と考えられるご相談の場合は、

    医療機関をご紹介させて頂く場合が御座います。

  ※ 医療機関を通院されている方は、紹介状をご持参ください。

  ※ 医師の指示のもとカウンセリングを実施される場合は、

    自治体によって医療費控除を受けられる可能性がありますのでご相談ください。

■発達相談・発育支援/神経発達症を持つこどもの家族向けCST(個別およびグループ)相談

 発達相談・発育支援:お子様の様子をみさせて頂き、今どんなことが必要かを、発達面、心理面、身体面より、ご提案・ご相談させていただきながら、発育の経過をみていきます。必要に応じて療育や医療機関受診をご提案させていただく場合もございます。

 神経発達症を持つこどもの家族向け相談(個別):おぐちこどもクリニックの院長である、Dr小口がWHOの神経発達症を持つこどもの家族向けCST(Caregiver Skills Training:養育者子育て技能訓練)テキストブックを翻訳され、その内容を参考に、日々の子どもたちへの関わりを一緒に考えさせて頂ければと思っております。お子様の興味関心の引き出し方や、癇癪への対応、など、今までの心理師としての経験や知識と併せて、ご一緒に考えさせて頂く相談にしていきたいと思っております。

 神経発達症を持つこどもの家族向け相談(グループ):いくつかのテーマに絞っての学習会となります。詳しくはお問い合わせください。


■学習支援(個別・グループ)/認知機能トレーニング(※)

 お子様のご様子を伺わせて頂き、心理的視点(子どものモチベーションや自尊感情など)を踏まえた上で、認知機能(視知覚、記憶、理解、注意、思考・推理・判断などの学習や活動の土台となる力)の苦手さや、取り組みにくい学習等がある場合に、その子に必要な関わりを考え(※2)その子に応じた学習支援(学習・工作・ゲーム・ルールのある遊びなど)および、認知機能トレーニングを実施していきます。

 お子様のご様子によっては、子ども自身が主体的に取り組むために、机上での学習や認知トレーニングへの導入に少し時間をいただく場合もあります。

 学習障害の問題や、ギフテッドの方の学習等について、ご相談可能です。検査や日々の生活情報をもとに、どんな学習方法や環境配慮、またトレーニングが必要かをご一緒に考えて参ります。

 学習グループの面談頻度は週1回を基本とさせて頂きます。

 ご年齢問わず、発達相談も実施しております。   

(※) 認知機能トレーニングは幼児期のお子様、発達相談は乳幼児期のお子様もご利用頂けます。

(※2) お子さまの詳細なアセスメントの為、発達検査の実施をご相談する場合があります。

(※3)学習グループご利用の方は、発達検査等を半額にてご利用可能です。


■心理相談/カウンセリング/訪問支援

 学校や職場のこと、家族、夫婦、子どものこと、将来のこと、自分自身のこと‥等々。子どもから大人の方、そのご家族の方の、相談の場です。

 皆さまの悩みや気がかりな事、話したい事を聞かせて頂き、課題や問題を、ご一緒に考えていきます。

 不登校や、お家から出れない子を対象に、訪問支援をすることとしました。親御様のカウンセリング、心理相談と並行して、訪問支援を行います。訪問支援は、専門のスタッフが伺います。


■心理療法/箱庭療法/プレイセラピー/グループ療法

 葛藤や不安・抑うつ、怒り、トラウマなど、心理的・情緒的な事柄に対する相談の場です。

 高校生以上の方へは、基本的に、箱庭や描画、コラージュ、夢、認知療法などを実施しながらその理論や考え方を総合的に生かし、皆様それぞれがご自身の人生を創造してゆけますよう、ご一緒に考えていきます。

 中学生以下の方へは、自由な遊びを通して気持ちを表現する、描画、工作、音楽、対話等を含めた、プレイセラピーを実施することもあります。

 また、自己探求や自己理解を深められたい方へも、夢や箱庭等を用いた面接を行うことがあります。

 思春期・青年期を中心に、他者との関り、集団や社会生活、将来や過去、今の自分、楽しみや趣味をテーマに、自己の課題を探求しそれぞれの気づきを深める、グループセッション(グループワーク)も実施しております。ご興味ある方はお問い合わせください。

 面談頻度は週1回~月2回が基本となり、継続する中で月1回、隔月等、ご相談させて頂きます。