『知能検査・発達検査・心理検査』
■知能検査・発達検査
知能検査や発達検査は、発育や心の状態に対して、日々の生活の中でどのようなことをすることが、その領域の発育を促進するかの、また、どのようなあり方が、各人のやりやすさ・わかりやすさにつながるのといったことを客観的に分析することのできるツールとなります。検査ででた結果が、その人を決定づけるすべてとはなりません。
・WISC-Ⅳ:5歳~16歳を対象 ・WAIS-Ⅳ:16歳以上を対象
細かな認知プロフィールが把握できる知能検査。
・田中ビネー:2歳~成人を対象
発達の到達段階が把握できる知能検査。
・フロスティッグ視知覚検査:4歳~7歳を対象
幼児から小学校低学年の子どもの視知覚上の問題点を発見し、適切な訓練を行うための検査。
・遠城寺式乳幼児発達検査:おおよそ0ヶ月~4歳8ヶ月を対象。親から話を聞き評定していきます。
乳幼児の発達の全体的な様相が把握できる発達検査。
・津守・稲毛式 乳幼児精神発達診断:0歳~7歳を対象
精神発達の全体像を把握することのできる発達検査。
・PARS®-TR(親面接式自閉スペクトラム症評定尺度):3歳以上を対象、親から話を聞き評定していきます。
適応困難の背景に自閉スペクトラム症の特性が存在している可能性を把握することができる検査。幼児期および現在の行動特徴を自閉スペクトラム症の発達・行動症状と症状に影響する環境要因の観点から把握します。基本的な困難性に加えて支援ニーズと支援の手がかりが把握できます。
・STRAW-R(改訂版標準読み書きスクリーニング検査)
学習障害の中核障害である「発達性読み書き障害(発達性dyslexia)」を診断評価するために必要な学習到達度検査。検査速読課題は文章課題を含んでおり、高校や大学入試で試験時間の延長を希望する際の客観的な資料となります。
■性格検査
・ロールシャッハテスト(片口法):1921年スイスの精神科医ヘルマン・ロールシャッハ(H. Rorschach)により考案された投影法の代表的な検査。個人をより深いところまで理解するには最も有効な人格診断検査。
・P-Fスタディ:1948年、米国ワシントン大学心理学教授ソールローゼンツアイクによって考案された投影法検査。まんが風の刺激図(自我阻碍場面・超自我阻碍場面)を利用し、欲求不満状況に対よる反応のタイプから、その性格傾向を把握する性格検査。
・バウムテスト:スイスの心理学者、カール・コッホ(Karl Koch)により確立された投影法性格検査。描かれた木から、対象者の「無意識の自己像」や、こころの在り方、プリミティブなパーソナリティを把握することが可能であり、対象者の理解と支援に有益である。全体的印象、木の描かれた位置(空間的側面)、筆圧・ストローク(動態的側面)、幹・樹皮・枝・樹冠・根・地面・実・花等の状態(内容分析)などから、パーソナリティの客観的な把握を試みます。言語的コミュニケーションを必要としないため、教示が理解でき、木の絵を描くことができれば、年齢や知的レベルに関係なく幅広く適用できます。
・風景構成法:精神科医の中井久夫によって考案された絵画療法の一技法で、心理検査や心理療法として用いられます。
■検査料金
知能検査・発達検査・心理検査:5000円〜15000円(※)
各種連携および協力機関より申し込まれる場合は、割引が御座います。
・田中ビネ-V:9000円 ・WISC-Ⅳ:13000円 ・WAIS-Ⅳ:15000円
・PARS-TR 親面接式自閉スペクトラム症評定尺度:8000円
・改訂版標準読み書きスクリーニング検査:8000円
・遠城寺式乳幼児分析発達検査法:5000円 ・ロールシャッハ(片口式):15000円
※検査は、実施とフィードバックをあわせた料金です。
※検査導入時には、目的および費用をご相談させて頂きます。
※連携および協力機関は、リンクよりご確認下さい。紹介文の末尾に記載しております。