おぐちこどもクリニック院長より
こどもよろず相談を希望する保護者の皆様に
小児科医 小口弘毅
「私は淵野辺にておぐちこどもクリニックを 25 年の長きにわたって開業し、令和 7 年 3 月19 日に閉院しました。一般小児科診療以外に、開業当初から 2000 人を超える神経発達症(以前は発達障害と言われていた)のこども達の相談を、臨床心理士の協力を得て受けてきました。高齢となり発達相談外来の規模を徐々に縮小しましたが、昨年度も新規に100人を超える発達相談を受けており、また多くのこども達の発達フォーロー及び相談も継続していました。神経発達症のこどもの家庭での子育て、いわゆるペアレント・トレーニングに関するe-book(WHO と米国自閉症教会が共同作成し、2022 年 4 月に WHO ホームページに掲載)を翻訳し小冊子を作成し、3 年前からご両親に手渡して子育てに生かしてもらっています。これからもこの翻訳書「神経発達症を持つこどもの家族向け CST(Caregiver Skills Training:養育者子育て技能訓練)テキスト」を親御さんたちに手渡し、神経発達症こどもの生育支援を続けます。おぐちこどもクリニックは閉院しましたが、多くのこども達の相談場所がなくなってしまうので、クリニックとは別の新しい形で、“こどもよろず相談”(発達相談を中心に)を始めることにしました。母子が集うカフェ“クルべ”(児童発達支援および放課後デイサービスを運営している BASE が開設)のご厚意により、“クルべ”を相談場所として利用させていただきます。」
ご相談を希望の方は、淵野辺心理オフィスからもご紹介できますので、お申し出ください。
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